新しく誰かと行動したりしたとき、「あ、この人は近すぎる人だ」「この人は大丈夫だ」というのが大体(自分の場合は1回で)わかるので、次の回からの参考にさせていただくことがある。
なぜなら、パーソナルスペースは、文字通りパーソナルなものであって、ケースによるものではないから。「今回だけはとても近い」ということは起こりにくく、だいたい、今回近すぎた人は、きっと次回も近すぎる。

では、具体例↓

病棟回診というのは、ボスや若手など、何人かで入院患者さん方のところを回って歩くので、ベッド廻りで人が密集する。その際、近すぎる人が隣にいると、非常に息苦しい。私の場合は、その時点で思考停止するので、せっかくの病棟回診も回診どころではなくなってしまう。
下っ端の時代は、これはもう仕方ない、修行だと思って頑張るしかなかった。けれど、中堅になってきた今は、ちょっとだけやりやすい。
例えば、一緒に回診する後輩が『前回の経験上、距離が近すぎた人』だった場合に、私は「どうぞ」と言って、後輩を先に行かせる。
後輩が患者さんのベッドサイドに行ったら、私はその反対側にまわる。すなわち、後輩が患者さんの左側に立ったら自分は患者さんの右側といった具合に。
これで、くっつかれることなく回診に集中することができる。

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